メタボリックシンドローム対策の知識

メタボリックシンドロームって何?

メタボリックシンドロームとは、日本人の3大死因であるがん、脳卒中、心筋梗塞のうち、動脈硬化が進んで起こる脳卒中と心筋梗塞のリスクを高めるさまざまな要因の総称です。

 

脳卒中や心筋梗塞、冠動脈疾患の危険因子は動脈硬化ですが、動脈硬化を予防するためには、特に血液と血管の状態に注意を払う必要があります。

 

これまで動脈硬化の予防というと、血液中のコレステロール値を下げることに重きが置かれてきました。

 

食事で言えば、コレステロールを多く含む卵や魚卵、内臓肉などを控えたり、脂肪の多い肉類等をひかえ、カロリー制限を指導されるケースが多かったのです。

 

ところが、コレステロールの数値がそれほど高くない人でも、脳こうそくや心筋梗塞を発症しているケースが少なくないことから、循環器系の疾患に関係のある因子の研究が進められてきました。

 

この研究の過程で、以下のような因子が重なるほど、心臓病や脳血管系の疾患を発症するリスクが高まることがわかってきたのです。

 

肥満している

 

高血糖である

 

中性脂肪の数値が高い

 

悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比が2:1以上

 

血圧もやや高い

 

これらの5つの因子がいくつか重なると、循環器系の病気のリスクが高まるということです。

 

つまり、肥満していても血糖値や中性脂肪、血圧などの数値が正常であれば、循環器系の疾患のリスクはそれほど高まりませんが、肥満である上に高血糖であるなどいくつか因子が重なると、リスクが飛躍的に高まるのです。

 

これがメタボリックシンドロームと呼ばれるものなのです。

 

動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞の発症を防ぐためには、メタボリックシンドロームと診断された段階できちんと対処することが必要なのです。

 

メタボリックシンドロームの根底にあるのは肥満です。

 

日本は戦後の食糧事情の悪い時期に、摂取カロリーのアップを目安に食事指導がなされてきた経緯があります。

 

そのため、戦後から1980年代ころまでは高カロリー、高脂肪の欧米食にあこがれを感じる人も多く、西洋式の食事こそが豊かさの象徴と考えられ、日本の伝統的な食事が軽んじられてきました。

 

その一方で交通機関の発達や、便利な家電製品の普及がすすみ、体を動かす機会が大幅に減りました。

 

その結果、肥満者が大幅に増えたのです。

 

人類の歴史は長い間、飢餓との闘いでした。

 

いま食料があっても、次はいつ手に入るかわからないという状況下で、乏しい食糧からのわずかなエネルギーを効率よく体の中にためておく機能が備わったのです。

 

生きるために必要だったその機能が現代のような飽食と運動不足の時代には、かえってマイナスに働き、生活習慣病などのさまざまな病気の原因と関係しているのです。

 

メタボリックシンドロームを予防するには?

メタボリックシンドロームを予防するためには、内臓脂肪を貯めこまないことがポイントになります。

 

実際に内臓脂肪が減少すると、血圧や中性脂肪、血糖値も下がり、さまざまな生活習慣病のリスクが下がります。

 

内臓脂肪を貯めこまない、またついてしまった内臓脂肪を減らすには、食事内容を見直し、運動を習慣にすることが必要です。

 

内臓脂肪がたまるのは、消費する以上に食べ過ぎてしまうからです。

 

必要以上に食べないことと、食べた分のエネルギーはきちんと消費することが必要です。

 

運動は誰にでもできてケガのリスクも少ないウォーキングです。

 

最初は1日20分程度から始めて、少しづつ時間と歩数を増やし、最終的には、1日に1時間で8,000歩程度歩くことを目標にしましょう。

 

日ごろの生活でも車やバスを使わずに歩いたり、エスカレーターやエレベータを使わずに階段をつかうなど、できるだけ体を動かす機会を作るようにしましょう。

 

食事は高たんぱく低カロリーが基本です。

 

肉の脂身や揚げ物、菓子類や甘い飲み物を控え、代謝を上げるビタミン、ミネラル、食物繊維をしっかりととりましょう。

 

つまり、欧米式の肉類や乳製品を使用することの多い食事は改める必要があります。

 

また、炭水化物のとりすぎは中性脂肪の数値を上げるので、ごはんやパン、麺類などは適量にとどめることも必要です。

 

おすすめは和食です。

 

野菜の煮物やおひたし、納豆、焼き魚、みそ汁など伝統的な和食は、欧米型の食事と比較して脂質が控えめで食物繊維も豊富なため、メタボリックシンドロームの予防にピッタリです。

 

ただし、和食は一般に塩分が多めなので、できるだけ薄味に仕上げることも意識しましょう。

悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率に注意

メタボリックシンドロームの判定基準には、中性脂肪やコレステロールの数値などいくつかありますが、最近注目されているのが悪玉(LDL)コレステロールと、善玉(HDL)コレステロールの数値です。

 

これは、悪玉コレステロールの数値に特に問題はないのに、善玉コレステロールの数値が低い方が心筋梗塞や脳卒中を起こした例が少なくないからです。

 

この比率をL/H比と呼びますが、2:1を超えると動脈硬化がすでに始まっている可能性があると考えられます。

 

従来の脂質異常症の診断では、総コレステロール量の数値がありましたが、コレステロールそのものが体に悪いわけではありません。

 

、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールが増えすぎること、また余分なコレステロールを回収する役割のある善玉コレステロールが少なすぎることが問題なのです。

 

つまり悪玉コレステロールを下げることだけでなく、善玉コレステロールを減らさないこと、あるいは善玉コレステロールを増やすことも意識する必要があります。

 

悪玉コレステロールを下げるには、肉の脂肪やバターに含まれる不飽和脂肪酸のとりすぎに注意し、マーガリンやショートニング、スナック菓子、加工食品に含まれるトランス脂肪酸をできるだけ取らないように心がけましょう。

 

また、常温でも固まらない不飽和脂肪酸でも、オメガ3と呼ばれる魚の油やアマニ油、エゴマ油などは積極的に摂りたい油です。

 

善玉コレステロールを増やすには有酸素運動が効果的です。

 

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コスパもいいので、大変人気のサプリです。

 

DHAサプリ コスパのいいものを選ぶのが大きなポイントですので、参考にしてみてください。

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